こんにちは! RESET麻布十番トレーナーの上運天です。
今日は【巻き肩改善に必要な筋肉「菱形筋」】についてお話します。
巻き肩は、肩が前に出て背中が丸く見える姿勢のことです。見た目が猫背に近く、老けた印象や疲れた雰囲気を与えてしまいます。さらに肩こりや首こり、頭痛、呼吸の浅さなどの不調の原因にもなります。そんな巻き肩改善に欠かせない筋肉が「菱形筋(りょうけいきん)」です。
菱形筋とは?
菱形筋は、背中の肩甲骨と背骨の間にある筋肉で、「大菱形筋」と「小菱形筋」に分かれます。肩甲骨を背骨側に引き寄せる働きがあり、この動きによって胸が自然に開き、正しい姿勢を取りやすくなります。日常的に肩甲骨を動かす機会が少ない現代人にとって、衰えやすい部位です。
なぜ巻き肩改善に必要なのか
長時間のデスクワークやスマホ操作では、肩が前に出た状態で固まりやすく、菱形筋は伸びっぱなし・弱りっぱなしになります。この状態では肩甲骨を後ろに引けず、巻き肩が定着してしまいます。逆に菱形筋を鍛えることで、肩甲骨が自然に寄せられ、胸が開いて姿勢が改善します。
菱形筋を鍛えるメリット
• 背中が引き締まり、美しい姿勢をキープできる
• 肩こりや首こりの軽減
• 呼吸が深くなり、疲れにくくなる
• 姿勢が整い、見た目年齢が若返る
菱形筋を鍛えるだけでなく、大胸筋や首まわりのストレッチも重要です。胸が固まっていると肩甲骨が寄せにくくなり、トレーニング効果が半減します。トレーニング前後に胸を開くストレッチを取り入れることで、より効果的に巻き肩を改善できます。
まとめ
巻き肩は見た目や健康に悪影響を及ぼす姿勢ですが、菱形筋を鍛えることで改善が可能です。ポイントは「鍛える」と「ほぐす」をセットで行うこと。1日5分の肩甲骨トレーニングから始めてみましょう。姿勢が変わることで、身体の不調だけでなく、自信や見た目の印象まで大きく変わります。