こんにちは! RESET麻布十番トレーナーの上運天です。
今日は【遅筋と速筋】についてお話します。
筋肉を構成する筋繊維には大きく分類すると遅筋と速筋という2つの筋繊維に分かれます。
遅筋は主に持久力に優れているのが特徴で、速筋は瞬発力に長けているのが特徴です。筋肉の部位によっても遅筋と速筋の割合が異なりますが全体的な筋肉の筋繊維における割合は遺伝的に決まっています。
速筋型
速筋繊維の割合が多く、1番筋肥大がしやすいタイプのためボディメイクには向いています。瞬発力や力を存分に発揮できるためパワー系の種目や短距離走などの瞬発種目に向いています。日本人の割合としては15%前後しかいませんが、アフリカなどの黒人の方は約80%前後はこの速筋型とされています。ボディメイクの大会(ボディビルディングやフィジークなど)や短距離走で黒人の方が上位に大勢いるのは遺伝的に優れているという点も納得できます。ACTN3遺伝子が体内で多く存在します。
両筋バランス型
速筋と遅筋のバランスが均等に取れているため平均的な体つきになります。基本的にどの運動に長けているというのは有りませんが、どんな運動も問題なくこなす事が可能です。日本人の約過半数はこの両筋バランス型に分類されます。ACTN3遺伝子の量は普通です。
遅筋型
体内にACTN3遺伝子が存在しないため遅筋繊維が圧倒的に多いのが特徴です。遅筋繊維が多い場合は、持久力が高い運動に優れておりマラソンなどの選手に打ってつけです。遅筋型の場合は筋肉の損傷がしやすいのに反して、回復が遅いため筋肥大には速筋型と比べて遅れをとります。日本人は約30%前後がこの遅筋型とされています。
あなたはどのタイプですか?