こんにちは、RESET天神店トレーナーの橋本です!
本日は背筋が弱いとどうなるかについて紹介します。
背筋は姿勢を支える重要な筋肉です。背筋が弱いと体全体のバランスが崩れ、
さまざまな不調を引き起こす原因となります。
猫背や前傾姿勢
背筋が弱い人によく見られる姿勢の一つに「猫背」があります。
猫背は肩や背中が丸まり、頭が前に突き出たような状態を指します。
スマートフォンやパソコンに向かう時間が長いときに、無意識のうちに
前かがみになっているケースは少なくありません。
猫背になると背中の筋肉は常に伸ばされた状態のまま働きづらくなり、
筋力がさらに低下する悪循環に陥ります。
前傾姿勢が習慣化すると、広背筋や脊柱起立筋など背中を支える大きな筋肉が
十分に使われなくなり、姿勢の維持が難しくなります。
反り腰
一見、背中を反らしている分だけ「背筋が強い」イメージを抱かれる反り腰ですが、
実際はそうとは限りません。反り腰の人は骨盤が前方に傾いたまま固まっており、
腰の部分が不自然にカーブしてしまっています。
背骨は本来、ゆるやかなS字カーブを描き、
上半身の重みを分散させる構造になっていますが、
反り腰のままだと腰にばかり負担がかかります。
その結果、背筋が正しく働いていない状態になり、腰痛などが起こりやすくなるのです。
反り腰は、腹筋や殿筋(お尻の筋肉)など他の筋力バランスとも深く関わっているため、
背筋だけでなく体幹全体の筋力低下が原因となっている場合もあります。
腰痛持ち
腰痛はデスクワークの多い現代人の悩みの代表格ですが、
背筋が弱いこともその一因となり得ます。背筋は背骨を安定させ、
腰椎にかかる負担を軽減する役割があるため、
筋力が弱いと腰椎が不安定になりやすいのです。
姿勢が崩れることで周辺の筋肉が過剰に緊張し、
結果として慢性的な腰痛を抱えてしまう人も少なくありません。
このように背筋が弱いと色々と障害がでてきますが
対処法として背筋を強化すると、
猫背や反り腰、腰痛を予防し、
美しい姿勢で生活の質が高まります。日頃の姿勢を見直し、
体幹全体を鍛えれば、長時間のデスクワークでも疲れにくくなるでしょう。
筋トレ初心者の方は、まずはパーソナルジムなどの専門家のサポートを受けながら、
正しいフォームを身につけることをおすすめします。

完全マンツーマン・パーソナルトレーニングジム『RESET』(リセット)



